学術用語はランダム文字列にすべきである。

ルール

学術用語を新たに作るときには、ランダム文字列を用いるのが望ましく、複数の既存の語を組み合わせたり、一つ一つの字に意味がある漢字等の文字を使用したりするのはよくない。例えば、リンゴとミカンの総称を新たに名付けたいとして、それをリンゴミカンなどととするのは望ましくない。むしろふぁおいうぇんごあとかにすべきである。そして、

ふぁおいうぇんごあの定義

リンゴまたはミカンのこと

というように定義を与え、

ふぁおいうぇんごあの用例

  1. 今日の夜ご飯のデザートは、ふぁおいうぇんごあだ。
  2. 私の好きな果物はふぁおいうぇんごあです。

といったように用例を積み重ねていくことにより、ふぁおいうぇんごあに意味を付与していくべきである。

理由

学術用語の意味は、

  1. 定義によって骨組みが与えられ
  2. 用例によって肉付けされていく

のが望ましい。
そして、

  • 定義や用例を知らなくても、語感内部に含まれる語によって意味を予断できる

のは望ましくない。たとえば、リンゴミカンという語は、その定義・用例を知らない人でも、

「リンゴ」と「ミカン」の語が含まれているから、「リンゴやミカンのこと」なんだろうな

というように、意味を予断できるので、学術用語としてよくない。他方、ふぁおいうぇんごあという語は、その定義・用例を知らないと、一体それが何を意味するのかわからないので、学術用語として適している。